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名古屋、愛知、岐阜で補助金申請サポートや経営コンサルティングはマツリブ|マーケティングとは?

No.32

2025/05/01

マーケティングとは?

こんにちは!

名古屋をはじめ、愛知、岐阜、三重を中心に経営コンサル、組織コンサルそして補助金申請サポートを行う株式会社マツリブの三浦です。

今回は経営学を語る上で欠かせないマーケティングについてお話しします!

マーケティングこそが会社の中核的な機能である

経営をする上で重要なキーワードの一つ「マーケティング」

経営学の中で、重要なジャンルの一つといえば「マーケティング」です。マーケティングとは、世の中に合わせて商品やサービスを提供することを言います。

補助金申請や融資申請でも重要となる

補助金申請の際に欠かせない事業計画書ですが、事業計画にもマーケティングは大きく関わっています。そもそも事業計画書とは、事業内容や経営戦略、収益予測などを具体的にまとめ、分かりやすく整理したものです。事業計画書に具体的なマーケティング戦略が明確化されているので、審査員に対して説得力のある資料が提示でき、採択の可能性を高めることが出来ます。

また、銀行の融資を受けるためにも事業計画書は必要不可欠となっています。銀行が融資を実行する際に最も重視しているのが返済能力ですが、事業計画は事業の売上の根拠や集客の根拠として説得力を持たせられます。その結果、着実な事業計画が立てられているか示すことが出来るのです。

マーケティングとは

ここで、そもそもマーケティングとはどんなものなのか説明していきたいと思います。

マーケティングの定義

アメリカの経営学者で「マーケティングの神様」と称されるフィリップ・コトラーは、「個人や集団が製品および価値の交換を通じて、そのニーズや欲求を満たす社会的・管理的プロセスを行うことがマーケティングである」と唱えました。マーケティングは時代を追うごとに進化を遂げていっており、コトラーは大量消費の時代に突入した社会の中で、マーケティングこそが会社の中核的な機能であるということを見抜き、普及させていきました。

マーケティング戦略を策定するには?

マーケティング戦略とは?

マーケティングを実行する際に重要となってくるのが、マーケティング戦略です。フィリップ・コトラーが提唱した「R・STP・MM・I・C」がマーケティング戦略の代表的なプロセスとして知られています。「R・STP・MM・I・C」はマーケティング戦略の策定・実行・評価の流れを5つのプロセスに分けたもので、この5つのプロセスを、マーケティング・マネジメント・プロセスと呼びます。

各プロセスを詳しく解説していきます!

①Research(調査)

現在の市場全体の状況や競合他社などの内部環境、そして政治や社会的要因などの外部環境を調査していきます。

代表的なフレームワーク:SWOT分析

②Segmentation Targeting Positioning(ターゲットの特定)

市場の細分化を行い、対象となる市場を明確化します。

代表的なフレームワーク:STP分析

③Marketing Mix(マーケティング・ミックス)

対象となる市場をセレクトしたら、具体的なマーケティング戦略を決めていきます。

代表的なフレームワーク:4P分析

④Implementation(実行)

ここまでに分析した情報や、策定した内容を踏まえ、マーケティング戦略の計画を立て、実行に移します。

⑤Control(管理)

実際に行ったマーケティング戦略の評価を行います。

以上の5つのプロセスを何度も繰り返していくことで、マーケティング戦略の完成度を高めていきます。

次に、このマーケティング・マネジメント・プロセスに欠かせないフレームワークを2つ解説していきます!

STP分析

STP分析とは、

・Segmentation(セグメンテーション)

・Targeting(ターゲティング)

・Positioning(ポジショニング)

この3つ英単語の頭文字をとった分析方法です。

マーケティングにおける代表的なフレームワークで、フィリップ・コトラーが提唱したものです。

STP分析を行うことにより、市場における自社の立ち位置を明確化することができ、マーケティング戦略を策定しやすくなります。

STP分析を行うことにより、自社の新規事業を有効かつ確実にアプローチすることが出来ます。

次に、このSTP分析を行った後におすすめのフレームワークを紹介します!

4P分析

4P分析とは、

・Product(製品)

・Price(価格)

・Place(流通)

・Promotion(販促)

この4つの英単語の頭文字をとったものです。代表的なマーケティング手法の1つで、4P分析はより最適なマーケティング・ミックスを策定することを目的としています。4P分析で4つの要素を組み合わせて展開していくことにより、市場での競争優位性を確保し、製品やサービスの強みを最大限活かすことが出来ます。

また、4P分析と混同しやすいフレームワークに「4C分析」があります。4P分析と4C分析の違いは、分析する視点の違いです。4P分析は企業側の視点に対して、4C分析は顧客側の視点となります。

4P分析の具体的な分析内容を紹介していきます!

ここで注意してほしいのが、STP分析を行ってからこの4P分析を行って欲しいということです。ターゲットが変われば、この4P分析の内容も変わってくるからです。また、 4Pの各要素は独立したものではなく、それぞれに関連性がある状態で考えなければなりません。4P分析は、4つの要素全てを総合的に分析することが非常に重要となります。

まとめ

今回の記事では、マーケティング戦略、そしてマーケティング戦略を策定する際には欠かせない用語を解説しました。マーケティングは補助金申請や銀行融資にも大切な役割を果たします。

マツリブでは事業計画の作成も全力でサポートさせていただきます!お気軽にご相談ください。

記事執筆

名古屋のホームページ制作・看板デザインは株式会社ゾッド

株式会社マツリブ

愛知県を中心に、岐阜県、三重県などのエリアで補助金コンサルを主として、経営コンサル、組織コンサルなどを行うコンサルティング会社です。事業計画書の策定・実行支援、高い採択率を誇る補助金申請サポートをはじめ中小企業の経営改善・経営サポートを行っています。